2026年版・8-6

基礎-6 ITと情報システムの基本の一問一答

中小企業診断士(一次試験)「最初に覚える土台知識」から、基礎-6 ITと情報システムの基本に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問18-6

コンピュータの五大装置の組み合わせはどれか。

  • ①入力・出力・記憶・演算・制御
  • ②入力・出力・記憶・印刷・表示
  • ③記憶・演算・制御・通信・電源
  • ④入力・出力・通信・演算・表示
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正解 ①入力・出力・記憶・演算・制御
解説
コンピュータの五大装置は、入力装置・出力装置・記憶装置・演算装置・制御装置の5つです。
このうち演算装置と制御装置を合わせたものがCPU(中央処理装置)で、コンピュータの頭脳に当たります。演算装置が計算そのものを行い、制御装置が他の装置へ指示を出して全体の動きを取りまとめます。
記憶装置は、CPUが直接読み書きする主記憶装置と、電源を切っても内容が残る補助記憶装置に分けられます。データを受け取り、記憶し、計算し、指示を出し、結果を返すという流れで理解すると、ハードウェアの全体像がつかみやすくなります。
他の選択肢について

・通信・表示を含むもの:通信や表示は入出力装置の一種であり、五大装置と並列に置かれる区分ではありません。
・電源を含むもの:電源は装置を動かすための設備であって、五大装置には含まれません。
・印刷を含むもの:印刷はプリンタという出力装置の働きであり、演算装置と制御装置が抜けています。
問28-6

主記憶装置(メインメモリ)と補助記憶装置の違いとして正しいものはどれか。

  • ①電源を切ると補助記憶だけ消える
  • ②電源を切ると主記憶だけが消える
  • ③電源を切るとどちらも消える
  • ④電源を切ってもどちらも残る
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正解 ②電源を切ると主記憶だけが消える
解説
主記憶装置(RAM)は高速に読み書きできる一方、電源を切ると内容が消える揮発性の記憶装置です。これに対しSSDやハードディスクなどの補助記憶装置は不揮発性で、電源を切っても内容が保持されます。
速度は主記憶が優れ、容量と保存性は補助記憶が優れるという役割分担になっています。作業中のファイルをこまめに保存する必要があるのは、この違いによるものです。
さらにCPUと主記憶の間には、キャッシュメモリというもっと高速で小容量の記憶が置かれます。速いが高価な記憶と、遅いが安価で大容量の記憶を積み重ね、全体として速さと容量を両立させる考え方(記憶階層)です。
他の選択肢について

・補助記憶だけが消える:揮発性の説明が完全に入れ替わっています。
・どちらも消える:これでは保存という概念が成り立たなくなります。
・どちらも残る:主記憶が揮発性であるという基本的な性質と一致しません。
問38-6

OS(オペレーティングシステム)の役割を説明したものとして正しいものはどれか。

  • ①蓄えた情報から経営者向け資料を作る
  • ②文書作成や表計算の業務を処理する
  • ③ハードウェアを管理し実行環境を提供
  • ④通信回線を敷設し拠点間をつなぐ
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正解 ③ハードウェアを管理し実行環境を提供
解説
OSは、CPUやメモリ、周辺機器といったハードウェアを管理し、アプリケーションソフトに共通の実行環境を提供する基本ソフトウェアです。
OSがあるおかげで、アプリケーションは機器ごとの細かな違いを意識せずに動作できます。たとえば同じ文書作成ソフトが、メーカーの異なるパソコンでそのまま動くのはOSが橋渡しをしているからです。ファイル管理、メモリ管理、タスク管理、入出力管理などが代表的な機能で、ソフトウェアは基本ソフトと応用ソフトに大別されます。代表的なOSにはWindows、macOS、Linux、Android、iOSがあります。
他の選択肢について

・業務を直接処理する:表計算や文書作成はアプリケーションソフト(応用ソフト)の役割です。
・通信回線を敷設する:物理的な回線の提供は通信事業者の役割であり、ソフトウェアの機能ではありません。
・経営者向け資料を作る:BIツールなど応用ソフトの働きで、基本ソフトであるOSの役割ではありません。
問48-6

リレーショナルデータベースで、各行を一意に識別するために設ける項目を何と呼ぶか。

  • ①スキーマ
  • ②インデックス
  • ③外部キー
  • ④主キー
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正解 ④主キー
解説
主キー(プライマリキー)は、表の中の各行(レコード)を一意に識別するために設定される項目です。
たとえば社員の表なら社員番号、商品の表なら商品コードのように、値が重複しない項目を主キーに選びます。同姓同名がありうる氏名は主キーに向きません。主キーには重複した値や空の値を入れられないという制約があり、これによりデータの一貫性が保たれます。
リレーショナルデータベースは、行と列からなる表の形でデータを管理し、この主キーを手がかりに表どうしを関連づけて扱う点が特徴です。
他の選択肢について

・外部キー:他の表の主キーを参照して表どうしを関連づける項目で、行を一意に識別する役割とは異なります。
・インデックス:検索を速くするための索引であり、行を識別するための制約ではありません。
・スキーマ:データベース全体の構造や定義を表す語です。
問58-6

LANとWANの違いとして正しいものはどれか。

  • ①LANは構内、WANは拠点間を結ぶ
  • ②LANは大企業、WANは個人が使う
  • ③LANは有線だけ、WANは無線だけ
  • ④LANは拠点間、WANは構内を結ぶ
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正解 ①LANは構内、WANは拠点間を結ぶ
解説
LAN(Local Area Network)は事業所内など限られた範囲のネットワーク、WAN(Wide Area Network)は地理的に離れた拠点間を結ぶ広域のネットワークです。
本社と支店それぞれの社内ネットワークがLANであり、それらを通信事業者の回線などでつないだものがWANだと考えると分かりやすくなります。区別の基準はあくまで距離的な範囲であり、有線か無線か、企業か家庭かは関係しません。
WANを組むときは通信事業者の回線を借りるのが一般的で、その際に通信内容を暗号化し、外から中身を見られないようにする仕組みがVPNです。
他の選択肢について

・LANが拠点間、WANが構内:範囲の説明が入れ替わっています。
・有線と無線の区別:LANには無線LANがあり、伝送媒体による区別ではありません。
・企業と個人の区別:利用者の属性による区別ではなく、家庭内のネットワークもLANに当たります。
問68-6

インターネットで通信相手の機器を識別するために割り当てる番号を何と呼ぶか。

  • ①ドメイン名
  • ②IPアドレス
  • ③プロトコル
  • ④ポート番号
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正解 ②IPアドレス
解説
IPアドレスは、ネットワーク上の機器を識別するために割り当てられる番号で、通信における住所に当たります。
インターネットの通信は、IPとTCPを中心とするTCP/IPという規約の体系に基づいて行われます。IPアドレスは数字の並びで人には覚えにくいため、これに対応する名前を用意したのがドメイン名で、両者を変換する仕組みがDNSです。
IPアドレスには、32ビットで表すIPv4と、割り当てられる数の不足に対応するため128ビットへ拡張したIPv6があります。機器の増加に伴い、IPv6への移行が進められています。
他の選択肢について

・ドメイン名:人が読みやすいように付けた名前で、機器そのものに割り当てられる番号ではありません。
・ポート番号:同じ機器の中でどのサービスに届けるかを示す番号で、機器の識別には使いません。
・プロトコル:通信の手順や約束事そのものを指す語です。
問78-6

情報セキュリティの3要素と呼ばれるものの組み合わせはどれか。

  • ①安全性・経済性・可用性
  • ②機密性・独自性・迅速性
  • ③機密性・完全性・可用性
  • ④正確性・完全性・収益性
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正解 ③機密性・完全性・可用性
解説
情報セキュリティの3要素は、機密性(Confidentiality)・完全性(Integrity)・可用性(Availability)で、頭文字からCIAと呼ばれます。
機密性は許可された者だけが情報にアクセスできること、完全性は情報が改ざんされず正確であること、可用性は必要なときに使えることを指します。この3つに真正性・責任追跡性・否認防止・信頼性を加えて7要素とする整理もあります。
他の選択肢について

・独自性・迅速性を含むもの:いずれも情報セキュリティの要素として定義された用語ではありません。
・安全性・経済性を含むもの:経済性は費用対効果の観点であり、セキュリティの要素ではありません。
・収益性を含むもの:収益性は財務的な評価の観点で、情報の守り方を表すものではありません。
問88-6

会計や販売などの基幹業務を統合的に管理し、経営資源を一元的に扱う仕組みを何と呼ぶか。

  • ①POS
  • ②CRM
  • ③SFA
  • ④ERP
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正解 ④ERP
解説
ERP(Enterprise Resource Planning)は、会計・販売・購買・在庫・人事といった基幹業務を統合的に管理し、経営資源を一元的に扱う仕組みです。
部門ごとにばらばらのシステムを使うと、同じデータを何度も入力したり、部門間で数字が食い違ったりします。ERPはデータベースを共通化することでこれを解消し、経営状況をリアルタイムで把握できるようにします。
導入にあたっては、自社の業務をパッケージの標準機能に合わせるのか、パッケージを自社流に改変(カスタマイズ)するのかという判断が必要です。改変を重ねるほど費用がかさみ、更新も難しくなるため、業務側を見直す方向が推奨されることが多くなっています。
他の選択肢について

・SFA:営業活動を支援する仕組みで、商談の進捗や訪問履歴の管理が中心です。
・CRM:顧客との関係を管理し、継続的な取引につなげるための仕組みです。
・POS:販売時点で商品の販売情報を記録・集計する仕組みで、小売業の店舗運営に用いられます。
問98-6

インターネット経由で完成したアプリケーションを利用するクラウドの形態を何と呼ぶか。

  • ①SaaS
  • ②オンプレミス
  • ③IaaS
  • ④PaaS
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正解 ①SaaS
解説
SaaS(Software as a Service)は、事業者が用意したアプリケーションを、利用者がインターネット経由でそのまま利用する形態です。
クラウドの提供形態は、事業者が用意する範囲の広さに応じてSaaS・PaaS・IaaSに分かれます。SaaSは最も広い範囲を事業者が担うため、利用者は導入や保守の負担が小さく、中小企業でも短期間で使い始められる点が利点です。
他の選択肢について

・PaaS:アプリケーションを開発・実行するための基盤を提供する形態で、アプリ自体は利用者が用意します。
・IaaS:サーバーやストレージといったインフラを提供する形態で、利用者の管理範囲が最も広くなります。
・オンプレミス:自社で設備を保有して運用する形態を指し、クラウドとは対比される考え方です。
問108-6

1バイトが表すビット数はどれか。

  • ①4ビット
  • ②8ビット
  • ③10ビット
  • ④16ビット
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正解 ②8ビット
解説
1バイトは8ビットです。
ビットは0か1のどちらかを表す最小の単位で、8個並べると2の8乗=256通りの状態を表現できます。この256通りが半角文字1文字を表すのにちょうど都合がよかったことから、8ビットをひとまとまりとするバイトが基本単位として定着しました。上位の単位はキロ・メガ・ギガ・テラと続きます。
なお、通信の速さは1秒あたりのビット数(bps)で表すのが一般的です。ファイルの大きさはバイト、通信速度はビットと単位が異なるため、8倍の差が生じる点は取り違えやすいところです。
他の選択肢について

・4ビット:16通りしか表現できず、文字を表す単位としては不足します。なお4ビットは1桁の16進数に対応します。
・16ビット:2バイト分に相当し、日本語の文字を扱う符号化方式などで用いられる大きさです。
・10ビット:10進数の桁の感覚から生じやすい誤りで、2進数を基礎とする実際の単位とは異なります。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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