2026年版・4-13

物流・輸配送管理の一問一答

中小企業診断士(一次試験)「運営管理」から、物流・輸配送管理に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問14-13

物流(ロジスティクス)を構成する機能についての説明のうち、最も適切なものはどれか。

  • ①物流は、輸送・保管・荷役・包装・流通加工・情報の各機能が有機的に結びついて構成される活動である。
  • ②物流は、輸送機能のみから構成され、保管や荷役、包装といった機能は物流の範囲に含まれないと言える。
  • ③物流における情報機能とは、広告宣伝の企画立案のみを指し、貨物追跡等の機能は含まれないとみられる。
  • ④物流を構成する各機能は互いに独立しており、機能間の連携を考慮する必要はないと考えられる。
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正解 ①物流は、輸送・保管・荷役・包装・流通加工・情報の各機能が有機的に結びついて構成される活動である。
解説
物流(ロジスティクス)は、輸送、保管、荷役(入出庫や積み降ろし等)、包装、流通加工(値札付けや小分け等)、情報という複数の機能が有機的に結びついて構成される活動です。これらの機能を全体最適の視点で連携させることが、効率的な物流の実現につながります。

他の選択肢が誤りの理由
②は輸送機能のみから構成されるとしていますが、実際には保管・荷役・包装等の機能も含む幅広い活動であるため誤りです。③は情報機能を広告宣伝の企画立案のみに限定していますが、実際には在庫情報や貨物追跡といった物流に関する情報の管理も含まれるため誤りです。④は各機能が互いに独立し連携を考慮する必要がないとしていますが、実際には各機能の連携による全体最適化が重視されるため誤りです。
問24-13

トラック輸送を鉄道や船舶による輸送へ切り替える、モーダルシフトに関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • ①モーダルシフトとは、トラック輸送の積載率を高めるために、荷台の内部構造を改良する取り組みを指す用語である。
  • ②モーダルシフトとは、トラック輸送の一部を鉄道・船舶へ転換し、環境負荷やドライバー不足を減らす取組みである。
  • ③モーダルシフトとは、鉄道や船舶による輸送をすべて廃止し、トラック輸送へ一本化する取り組みを指す用語である。
  • ④モーダルシフトとは、輸送手段の選択とは無関係に、包装資材の種類のみを見直す取り組みを指す用語である。
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正解 ②モーダルシフトとは、トラック輸送の一部を鉄道・船舶へ転換し、環境負荷やドライバー不足を減らす取組みである。
解説
モーダルシフトとは、トラックによる幹線輸送の一部を、環境負荷が比較的小さく大量輸送に適した鉄道や船舶による輸送へ転換する取り組みです。二酸化炭素排出量の削減に加え、近年課題となっているトラックドライバー不足の緩和にも資するとされ、政策的にも推進されています。

他の選択肢が誤りの理由
①は荷台の内部構造の改良としていますが、モーダルシフトは輸送手段そのものの転換を指す取り組みであるため誤りです。③は鉄道や船舶をすべて廃止しトラックへ一本化するとしており、モーダルシフトが目指す方向性(トラックから鉄道・船舶への転換)と逆であるため誤りです。④は包装資材のみを見直す取り組みとしていますが、モーダルシフトは輸送手段の選択に関する取り組みであるため誤りです。
問34-13

複数の荷主や物流事業者が輸配送の車両やルートを共有する、共同配送に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • ①共同配送では、荷主ごとに個別の車両を用意し、他の荷主の貨物とは一切混載しないことが前提とされる。
  • ②共同配送を導入すると、必ず輸送距離当たりの走行台数が増加し、環境負荷がかえって拡大するとされる。
  • ③共同配送では、複数の荷主の貨物を同一車両に混載することで積載率を高め、車両台数や走行距離の削減を図る。
  • ④共同配送とは、荷主企業が自社で保有する倉庫を複数の物流事業者に有償で貸し出す仕組みのみを指す用語である。
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正解 ③共同配送では、複数の荷主の貨物を同一車両に混載することで積載率を高め、車両台数や走行距離の削減を図る。
解説
共同配送とは、複数の荷主や物流事業者が輸配送の車両やルートを共有し、それぞれの貨物を同一車両に混載して配送する仕組みです。積載率を高めることで、車両台数や走行距離を削減でき、輸送コストの低減や環境負荷の軽減、ドライバー不足への対応にもつながるとされます。

他の選択肢が誤りの理由
①は他の荷主の貨物と混載しないことを前提としていますが、共同配送はまさに複数荷主の貨物を混載する仕組みであるため誤りです。②は共同配送により走行台数が必ず増加し環境負荷が拡大するとしていますが、実際には積載率向上により走行台数や環境負荷の削減が期待される仕組みであるため誤りです。④は倉庫の貸し出しのみを指すとしていますが、共同配送は車両やルートを共有して混載輸送を行う仕組みであるため誤りです。
問44-13

荷主企業に代わって物流業務全般を包括的に受託する、3PL(サードパーティ・ロジスティクス)に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • ①3PLとは、荷主企業自身が自社内に物流子会社を新設し、物流業務を内製化する取り組みのみを指す用語である。
  • ②3PLとは、輸送を担うトラック運送事業者が、自社の車両のみを使って単発の配送を請け負う契約形態を指す。
  • ③3PLを導入した荷主企業は、物流に関する一切の情報共有や指示を行わず、すべてを受託者任せにすることが原則とされる。
  • ④3PLとは、荷主企業に代わって、物流戦略の立案から実際の運営までを第三者が包括的に受託するサービスである。
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正解 ④3PLとは、荷主企業に代わって、物流戦略の立案から実際の運営までを第三者が包括的に受託するサービスである。
解説
3PL(サードパーティ・ロジスティクス)とは、荷主企業でも輸送業者でもない第三者(3PL事業者)が、物流戦略の立案から倉庫管理・配送といった実際の運営までを包括的に受託するサービスです。荷主企業は物流業務を外部に委ねることで、自社の経営資源を本業に集中させやすくなるとされます。

他の選択肢が誤りの理由
①は自社内での内製化を指すとしていますが、3PLは外部の第三者に委託する仕組みであるため誤りです。②は単発の配送請負契約としていますが、3PLは物流戦略の立案を含む包括的な受託サービスである点が特徴であるため誤りです。③は荷主企業が情報共有や指示を一切行わないことが原則としていますが、実際には荷主企業と3PL事業者が連携しながら物流を運営することが重要であるため誤りです。
問54-13

荷物をパレットに載せたまま輸送・保管・荷役を行う、一貫パレチゼーションに関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • ①一貫パレチゼーションは、発地から着地までパレットに載せた状態を保つことで、積み替え時の荷役作業を削減する。
  • ②一貫パレチゼーションは、輸送途中の各拠点で必ず荷物をパレットから降ろし、個別に積み替えることを前提とする。
  • ③一貫パレチゼーションは、荷物の大きさや形状にかかわらず、常に同一のダンボール箱へ梱包し直す作業を指す。
  • ④一貫パレチゼーションは、鉄道輸送にのみ適用される仕組みであり、トラックや船舶では利用できないとされる。
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正解 ①一貫パレチゼーションは、発地から着地までパレットに載せた状態を保つことで、積み替え時の荷役作業を削減する。
解説
一貫パレチゼーションとは、発地から着地に至るまで、荷物をパレットに載せた状態(ユニットロード)のまま輸送・保管・荷役を行う仕組みです。積み替えのたびにパレットから荷物を降ろして積み直す手間を省けるため、荷役作業の効率化や貨物の損傷防止につながります。

他の選択肢が誤りの理由
②は各拠点で必ずパレットから降ろすとしていますが、一貫パレチゼーションはパレットに載せた状態を維持することが特徴であるため誤りです。③はダンボール箱への梱包し直しを指すとしていますが、一貫パレチゼーションはパレットという荷役単位を維持する仕組みであり、梱包形態の変更を指す用語ではないため誤りです。④は鉄道輸送にのみ適用されるとしていますが、トラックや船舶等、複数の輸送手段にまたがって活用できる仕組みであるため誤りです。
問64-13

物流センターの機能のうち、在庫を保管するDC(ディストリビューションセンター)と、在庫を保管せず通過させるTC(トランスファーセンター)の違いに関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • ①DCは在庫を保管せず入荷した貨物をその日のうちに仕分けて出荷する機能を持ち、TCは長期間在庫を保管する機能を持つ。
  • ②DCは在庫を保管しながら出庫する機能を持ち、TCは在庫を保管せず入荷した貨物を仕分けて即日出荷する機能を持つ。
  • ③DCとTCは名称が異なるのみで、実際の機能や在庫の保管の有無について、両者の間に違いは存在しないとされる。
  • ④DCとTCはいずれも、店舗ごとの発注データを一切扱わず、在庫の保管のみを専門に担う施設を指す用語である。
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正解 ②DCは在庫を保管しながら出庫する機能を持ち、TCは在庫を保管せず入荷した貨物を仕分けて即日出荷する機能を持つ。
解説
DC(ディストリビューションセンター、在庫型物流センター)は、商品在庫を保管しながら、出荷指示に応じて必要な数量を出庫する機能を持つ物流拠点です。一方、TC(トランスファーセンター、通過型物流センター)は在庫を保管せず、入荷した貨物をその日のうちに仕分けし、店舗等へ即日出荷する機能を持ちます。取扱商品の特性や物流戦略に応じて使い分けられます。

他の選択肢が誤りの理由
①はDCとTCの機能の説明を入れ替えており誤りです。DCは在庫を保管する機能を持ち、即日仕分け出荷を主とするのはTCの特徴です。③は両者に機能上の違いがないとしていますが、在庫を保管するかどうかという明確な違いがあるため誤りです。④は発注データを一切扱わないとしていますが、実際には出荷指示や仕分けのために発注データ等の情報を活用するため誤りです。
問74-13

入荷した貨物を保管せずに仕分けし、そのまま出荷する、クロスドッキングに関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • ①クロスドッキングでは、入荷した貨物を長期間倉庫内で保管した後に、まとめて出荷することが基本とされる。
  • ②クロスドッキングは、店舗への配送を一切行わず、メーカーから消費者への直送のみに限定される仕組みである。
  • ③クロスドッキングでは、入荷した貨物を保管せずに仕分けし、短時間で店舗等へ出荷することで在庫を圧縮する。
  • ④クロスドッキングは、貨物の仕分け作業を一切行わず、入荷した状態のまま出荷することのみを指す用語である。
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正解 ③クロスドッキングでは、入荷した貨物を保管せずに仕分けし、短時間で店舗等へ出荷することで在庫を圧縮する。
解説
クロスドッキングとは、物流センターに入荷した貨物を長期間保管することなく、店舗等の届け先ごとに仕分けし、短時間のうちに出荷する物流手法です。在庫の保管に伴うコストやスペースを圧縮しつつ、必要な商品を迅速に届けられる点が特徴です。

他の選択肢が誤りの理由
①は長期間倉庫内で保管した後に出荷するとしていますが、クロスドッキングは保管せず短時間で仕分け・出荷する手法であるため誤りです。②はメーカーから消費者への直送のみに限定されるとしていますが、クロスドッキングは店舗等への配送にも広く用いられる手法であるため誤りです。④は仕分け作業を一切行わないとしていますが、実際には届け先ごとに仕分ける作業を伴う手法であるため誤りです。
問84-13

トラック輸送の効率を測る指標のうち、積載率と実車率に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • ①積載率とは、トラックの走行距離のうち実際に貨物を積んで走行した距離の割合を示す指標を指す用語である。
  • ②実車率とは、トラックの最大積載量に対して実際に積載している貨物の重量や容積の割合を示す指標を指す。
  • ③積載率と実車率は、いずれもトラックの運転者数のみに基づいて算出され、貨物の量とは無関係な指標である。
  • ④積載率は最大積載量に対する実際の積載量の割合を示し、実車率は走行距離中の実車走行の占める割合を示す。
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正解 ④積載率は最大積載量に対する実際の積載量の割合を示し、実車率は走行距離中の実車走行の占める割合を示す。
解説
積載率は、トラックの最大積載量(重量や容積)に対して、実際に積載している貨物の量の割合を示す指標です。一方、実車率は、トラックの総走行距離のうち、実際に貨物を積んで走行した距離(実車走行)の占める割合を示す指標です。いずれも輸送効率を測る代表的な指標であり、帰り便の空荷(空車)を減らすことなどが効率向上の課題とされます。

他の選択肢が誤りの理由
①は積載率の説明として実車走行の距離割合を挙げていますが、これは実車率の説明であるため誤りです。②は実車率の説明として最大積載量に対する積載割合を挙げていますが、これは積載率の説明であるため誤りです。③はいずれも運転者数のみに基づく指標としていますが、実際には積載量や走行距離といった貨物・運行の実態に基づく指標であるため誤りです。
問94-13

生鮮食品等を生産地から消費地まで低温状態を保ったまま流通させる、コールドチェーンに関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • ①コールドチェーンでは、生産地から消費地まで、輸送・保管の各段階で一貫して低温状態を維持するのが重視される。
  • ②コールドチェーンでは、輸送中のみ低温を維持すればよく、保管拠点における温度管理は特に重視されないとされる。
  • ③コールドチェーンは、常温で長期保存が可能な加工食品を対象とした流通の仕組みのみを指す用語である。
  • ④コールドチェーンにおいては、途中の一部区間で温度管理が途切れても、品質への影響はないとされている。
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正解 ①コールドチェーンでは、生産地から消費地まで、輸送・保管の各段階で一貫して低温状態を維持するのが重視される。
解説
コールドチェーン(低温流通体系)とは、生鮮食品や冷凍食品、医薬品等を、生産地から消費地に届くまでの輸送・保管の各段階で一貫して低温状態を維持しながら流通させる仕組みです。途中で温度管理が途切れると品質劣化のリスクが高まるため、輸送車両や倉庫、店舗の設備を含めた一貫した温度管理が重視されます。

他の選択肢が誤りの理由
②は輸送中のみ低温を維持すればよいとしていますが、保管拠点における温度管理も同様に重視されるため誤りです。③は常温保存が可能な加工食品を対象とするとしていますが、コールドチェーンは低温管理が必要な生鮮食品等を対象とする仕組みであるため誤りです。④は一部区間で温度管理が途切れても品質への影響はないとしていますが、実際には一貫した温度管理が途切れることで品質劣化のリスクが高まるとされるため誤りです。
問104-13

1台の車両が複数の仕入先を巡回して部品や商品を集荷する、ミルクラン方式に関する記述として、最も適切なものはどれか。

  • ①ミルクラン方式では、1つの仕入先のみを対象に、大量の貨物をまとめて一度に集荷することが基本とされる。
  • ②ミルクラン方式では、1台の車両が複数の仕入先を順に巡回しそれぞれの貨物を集荷しながら効率的に運搬する。
  • ③ミルクラン方式は、乳製品の輸送にのみ用いられる専用の輸送方式であり、他の品目には適用できないとされる。
  • ④ミルクラン方式では、集荷ルートや訪問順序を毎回無作為に決定し、効率化を図ることを目的としていない。
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正解 ②ミルクラン方式では、1台の車両が複数の仕入先を順に巡回しそれぞれの貨物を集荷しながら効率的に運搬する。
解説
ミルクラン方式とは、乳業者が複数の酪農家を巡回して生乳を集荷する仕組みに由来する呼び名で、1台の車両が複数の仕入先(サプライヤー)を計画的に巡回しながら、それぞれの貨物を集荷して運搬する輸送方式です。個々の仕入先が別々にトラックを手配するよりも、車両台数や輸送コストを抑えられる効果が期待されます。

他の選択肢が誤りの理由
①は1つの仕入先のみを対象とするとしていますが、ミルクラン方式は複数の仕入先を巡回して集荷する方式であるため誤りです。③は乳製品の輸送にのみ用いられるとしていますが、実際には自動車部品等、様々な品目の集荷に応用されている方式であるため誤りです。④はルートや訪問順序を無作為に決定するとしていますが、実際には効率化を目的として計画的にルートが設計されるため誤りです。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。