小売業がどのように商品を仕入れるかを表す、買取仕入・委託仕入・消化仕入(売上仕入)という3つの形態の違いに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- ①消化仕入は、商品が販売された時点で仕入が計上される形態で、小売業の在庫リスクを抑えられる。
- ②買取仕入は、商品が販売された時点で初めて仕入が計上され、売れ残りのリスクは仕入先が負う形態である。
- ③委託仕入は、小売業が仕入時点で商品の所有権を完全に取得し、売れ残りのリスクをすべて負う形態である。
- ④消化仕入は、小売業が仕入時点で商品代金の全額を仕入先に一括前払いする形態を指す用語である。
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消化仕入(売上仕入)は、商品を店頭に置いていても、実際に販売された時点で初めて仕入(および売上)が計上される仕入形態です。売れ残った商品は仕入先に返品される扱いとなるため、小売業側の在庫リスクを抑えられる点が特徴です。百貨店のアパレル売場等で用いられることがあります。
他の選択肢が誤りの理由
②は販売時点で初めて仕入が計上され仕入先がリスクを負うとしていますが、これは消化仕入の特徴であり買取仕入の説明としては誤りです。買取仕入は仕入時点で小売業が商品の所有権を取得し、売れ残りのリスクも小売業自身が負う形態です。③は仕入時点で所有権を完全取得しリスクを負うとしていますが、これは買取仕入の特徴であり委託仕入の説明としては誤りです。委託仕入は所有権が仕入先に残ったまま商品を預かる形態です。④は仕入時点での代金一括前払いを消化仕入の定義としていますが、消化仕入の本質は販売時点での仕入計上にあり、代金の前払いを意味する用語ではないため誤りです。