企業のマーケティングに対する考え方の変遷における「マーケティング・コンセプト」の段階に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- ①顧客のニーズを起点に製品を設計し、競合よりも効果的に顧客満足を実現しようとする考え方の段階である。
- ②製品をとにかく効率よく大量生産すれば常に売れるという、生産効率を最優先する考え方の段階である。
- ③自社製品の品質や性能の高さを追求すれば、放っておいても常に顧客に選ばれるという考え方の段階である。
- ④作った製品をいかに強力に売り込むかという、販売活動そのものを常に最優先する考え方の段階である。
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マーケティング・コンセプトの段階とは、企業活動の出発点を自社の生産や製品ではなく顧客のニーズに置き、標的とする市場が求めるものを的確に把握したうえで、競合他社よりも効果的・効率的に顧客満足を実現しようとする考え方です。生産志向・製品志向・販売志向という自社中心の発想から、顧客志向・市場志向へと発展した段階として位置づけられます。
他の選択肢が誤りの理由
②は生産効率を最優先するとしており、これは生産志向の段階の説明であるため誤りです。③は製品の品質や性能を高めれば自然に売れるとしており、これは製品志向の段階の説明であるため誤りです。④は販売活動そのものを最優先するとしており、これは販売志向の段階の説明であるため誤りです。