問11-6
政府支出乗数の大きさが何によって決まるかについて、最も適切な記述はどれか。
- ①政府支出乗数は、限界消費性向が大きいほど、その値も大きくなるという関係にある。
- ②政府支出乗数は、限界消費性向が大きいほど、その値は小さくなるという関係にある。
- ③政府支出乗数の値は、実際には租税乗数の値の大きさと常に等しい水準になる。
- ④政府支出乗数は、限界消費性向の大きさにかかわらず、常に1に等しい値をとる。
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正解
①政府支出乗数は、限界消費性向が大きいほど、その値も大きくなるという関係にある。
解説
政府支出乗数は、限界消費性向をcとすると1/(1-c)で表される。限界消費性向が大きいほど、追加的な所得のうちより多くの部分が消費に回され、その消費がさらに次の所得を生むという波及の連鎖が強く働くため、乗数の値は大きくなる。
他の選択肢が誤りの理由
②は限界消費性向が大きいほど乗数の値は大きくなるのであり、小さくなるという記述は逆であるため誤りです。③は政府支出乗数(1/(1-c))は租税乗数(-c/(1-c))よりも絶対値が大きく、両者は常に等しいわけではないため誤りです。④は政府支出乗数の値は限界消費性向cの大きさによって変化し、cがゼロの特殊な場合を除いて1にはならないため、常に1に等しいという記述は誤りです。
政府支出乗数は、限界消費性向をcとすると1/(1-c)で表される。限界消費性向が大きいほど、追加的な所得のうちより多くの部分が消費に回され、その消費がさらに次の所得を生むという波及の連鎖が強く働くため、乗数の値は大きくなる。
他の選択肢が誤りの理由
②は限界消費性向が大きいほど乗数の値は大きくなるのであり、小さくなるという記述は逆であるため誤りです。③は政府支出乗数(1/(1-c))は租税乗数(-c/(1-c))よりも絶対値が大きく、両者は常に等しいわけではないため誤りです。④は政府支出乗数の値は限界消費性向cの大きさによって変化し、cがゼロの特殊な場合を除いて1にはならないため、常に1に等しいという記述は誤りです。